飯島企画業務日誌

『こころと脳の対話』河合隼雄、茂木健一郎

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おはようございます☀️

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精神分析や治療において、その人の苦しみを正面から受け止めて話を聞く、中心を外さずにただそこにいて話を聞くことが必要だと、 相手の「魂」を見る河合先生、解った気になるのは危険なこと。河合先生は相づちの達人で、相づちひとつでその後の話しの盛り上がり方が変わるのは理解出来るし、自分も相手の相づちがこれ以上、何も欲っしていないなと感じたら、やっぱりあまり話したくない気持ちになる。
茂木先生は聞き上手で河合先生のお話しを軽妙に引き出していく。
人工知能が発達しても聴くことに関しては生きた人間には敵わないだろうと。
不思議なことに河合先生の言葉を読むと心がすっきりとします、自分の本心がつつかれているからかも知れません。
脳の研究が進んでも心のことは分からない。シンクロニシティとは、無意識と外のものの呼応でありそれは個人の感覚と言えるでしょうか?
「箱庭」はとても興味深く独創的な個人の無意識が現実化され立体的に心が浮き上がる。無心で自分を表現しているが、それを見れる人(河合先生)が見る技術を持ち分析する事で内心が浮かび上がる。
脳と言うのは機械的な判断優越部位であり、心とはつかみ所の無い自分の存在そのものではないでしょうか?
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