『ラグビー日本代表』
おはようございます☀
『ラグビー日本代表』
ワールドカップで歴史的勝利を重ねるラグビー日本代表チームの活躍で、一気にラグビーへの注目が高まっています。
昨日のスコットランド戦ではチームを信じ全員の本気がスコットランドを上回った。胸に掲げた桜のように、咲くのは今しかない、とばかりに開花した。勿論、メンタル強化や肉体的強化、激しい練習の結果だ。また最先端技術の導入によに更に日本を強くしている。
前回のワールドカップに向けて強化していた2015年4月のこと。エディ・ジョーンズ前ヘッドコーチがフランスからの情報(ドローン)をもとに採用した。横、縦方向からのビデオ撮影だけだったものに、ドローンの「鳥の目」の広い範囲の撮影が可能になったことは画期的だった。
今では活用方法が進歩し、数秒後にはグラウンドでのチェックが可能になった。FWは3~4組に分けて練習することが多く、練習と映像チェックを順番に回せることで練習の効率アップにもなっている。
たとえ体格で劣っても、運動量とスピードで相手にプレッシャーを与え続ければ、勝利を手にできる。日本代表の選手たちはそれを世界に示しました。
こうした日本の戦術は、選手たちの日々のトレーニングで養われた体力の賜物ですが、そのトレーニングの質を高めるためにGPSを活用したツールがひと役買っています。
エディー・ジョーンズ率いる日本代表のトレーニングで使われていたのは、オーストラリアにあるGPSports社の「SPI HPU(High Performance Unit)」というトラッキングシステムです。
GPSportsの顧客には、各国のラグビーナショナルチームだけでなく、バイエルン・ミュンヘンやチェルシーなどプロサッカーの名門や強豪が名を連ねています。
選手の上胸部を覆うタンクトップのようなホルダーの背中の部分に、約80gの本体(受信機)を装着します。
ある有名サッカー選手が試合後に相手チームとユニフォーム交換するので脱いだ際に「えっ、スポーツブラ!?」と話題になったりしたそうですが、実はこうした受信機のホルダーだったのです。
「ラグビーでは、秒速5m以上の“ハイ・インテンシティ・ランニング”が、試合時間のうち何%あるかといったデータが重要で、たとえばこれが20%を超えるとなると“非常によく走った”と評価されます。ヘトヘトになるまで頑張るのではなく、オーバートレーニングとならない適切な強度を保つために役立てます。
また、心拍数をリアルタイムで把握できるほか、衝突回数、跳躍回数などさまざまなデータを十数項目にわたって収集している。
細かいデータで、ごまかしが利かないため、合宿はW杯出場枠の31人を争うだけに、同じポジションの選手の数値が刺激を与えた。
この「見える化」のひとつで、チームが試合の指標にしているのが「ボールインプレータイム」というもの。試合時間80分のうち、両チームでボールを保持して攻めあう「実稼働時間」のことで、この合宿でも40分以上を意識して取り組んでいた。40分が強度の高い試合の目安となる。日本はスピーディーさとフィットネスで敵を振り回すことをめざしています。信頼できる”日本”を見せてくれる男達のベストエイト進出、満開の桜を見る為に更に日本代表を応援しましょう!参考記事『
ラグビーやサッカーに使われるGPSportsの衛星トラッキングシステム』みちびき(準天頂衛生システム)