飯島企画業務日誌

映画『カツベン』

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おはようございます😊

映画『カツベン』
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周防正行監督--「日本映画の無声映画時代には“活動弁士”という存在がいて、映画を解説しながら上映していた時代があり、これは世界でも日本独自の文化でした。日本映画の始まりの物語をエンターテインメントとしてみなさんに知っていただき、日本映画の歴史というものを感じてもらいたかったという気持ちが一番強かった。京都の太秦を始め、ロケセット等は劇中のサイレント映画も全て、かつてあったものを使うのではなく、新たに撮影し、それを劇中のサイレント映画として公開します。それに先立って時代劇部分をこの太秦で撮影させていただきました。役者を始めスタッフも時代劇を長年やってこられた、分かっている方々なので、非常に助かりました。今回は大正時代のお話ですが、太秦にある時代劇に対する蓄積というものを上手にこの映画の中で活かして、尚且つ東映が今まで持ち続けてきた技術や情感というものにも助けていただけるのではないかと思っておりますので、そういう楽しみもあります。私自身も現代劇を離れるわという初めての体験であり、日本映画についての映画でもあるので、その培ってきた技術というものを私自身もここで体験し、勉強したいと思っています。」
https://www.toei.co.jp/release/movie/1213462_979.html

今からおよそ100年前(明治時代)「映画(活動写真)」がまだサイレントでモノクロだった頃。海外においてはオーケストラの演奏をバックに多彩な才能を発揮したチャーリー・チャップリンやバスター・キートンといった人気俳優が絶大なる人気を誇っていた。
日本では楽士の奏でる音楽とともに独自の“しゃべり”で物語をつくりあげ、観客たちを映画の世界に誘い、そして、熱狂させる【活動弁士】、通称“活弁”(カツベン)が大活躍。他にはない日本独自の文化が花開き、現在の声優に近い立場にあった活動弁士にはそれぞれにファンがついており、人気の活動弁士と契約することは、まさに映画館にとっては存在自体を問われるほどの重要課題でもあった。映画を観に行くよりも活動弁士のしゃべりを聞きに行くほどだった。本作はそんな時代を舞台に、活動弁士を夢見る青年が、とある小さな町の映画館に流れついたことからすべてが始まる 【アクション】×【恋】×【笑い】の要素を織り交ぜたノンストップエンターテインメント!!
超満員の映画館、隣町のライバル映画館、再会を果たした初恋相手、大金を狙う泥棒、ニセ活動弁士を追う警察までもを巻き込み、やがて事態は誰もが予想もしなかった展開へ……。
私はこの時代が本当の意味で充実した時代、素晴らしい社会ではなかったか、と感じています。そして、この映画は先日ご紹介した「マツダ映画社」も協力しています。
予告編YouTube→https://youtu.be/GF7WzpcNcWc
記事画像引用http://www.katsuben.jp/
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