『電熱ベスト』
おはようございます
『電熱ベスト』
電熱ウェアの起源は定かではありませんが、少なくとも10年前にはすでにバイク用が何社かからリリースされていました。当時は海外メーカーが主流で、インナージャケットとして着ることを前提としていたので、デザインもシンプル。さらにあくまでも電熱がメインなので、ウェア自体の保温性は決して高くはありませんでした。しかし、それから数年が経ち、電熱ウェアは急速に普及してきました。
記事https://dime-jpライダーの真冬の必需品!電熱バイクウエア:佐賀山敏行
昨年から人気を集めだした、「電熱ベスト」とは、名前の通り、電気の力で発熱するウェアです。今、このウェアが売れまくっていると言います。例えば、ワークマンの「ヒーターベスト」や、プライムダイレクトの温熱ベスト「スピードヒート」、マキタの「暖房ベスト」などは、アウトドアだけでなく日常使いとしても人気が高いそうです。
電気毛布のように10秒ほどで暖まり始め、バイクや釣りが趣味の人なら知っているそうですが、電熱ベスト自体は以前からありましたが、今は技術が進歩し、バッテリーがコンパクトになったり、発熱量が大幅にアップしたことから、より使いやすく進化。さらにファッション性もアップしたことから、アウトドアやスポーツ観戦だけでなく、ペットの朝の散歩から通勤・通学など、日常使いとして買い求める人も多いそうです。電熱ベストの暖かさを存分に享受するためには、手持ちのアウターのインナーとして使用するのがオススメ。アウターを着てもゴワゴワしない、ピッタリタイプで、ベストの下には、吸水性の高いものを着ると良いでしょう。
ヒーターユニット(発熱部分)の場所は、背中、首元、腰など、部分的についているものが多く、商品によって異なりますが、基本的に背中側についているものが多い、胸の位置についている商品も存在します。うっかり着てしまったまま寝てしまうと、低温やけどを起こす可能性もあるので長時間の着用の際は注意しましょう。
電熱ベストはスマホの充電に使われるモバイルバッテリーから給電・発熱します。複数のモバイルバッテリーを用意すればいつでも暖かな状態を保てます。しかし商品によっては、バッテリーとセットとなっていたり、専用のバッテリーを購入する必要があるため購入時には必ず確認して下さい。
洗濯機・手洗いが可能か、撥水か防水かの表示の確認も重要です。
温度調節はメーカーによって異なりますが、30度~80度くらいで段階的に調節できるものが多いです。
「低温」モードはすこし肌寒いくらいの室内に、「高温」モードは寒さが厳しい屋外利用に適している。「高温」モードほど、バッテリーを消耗するため使用時間は短くなる。高温モードで使用すれば2時間程度~、低温モードなら15時間ほど暖かさが続くものもあります。バッテリーをコネクターに接続し、電源オンで暖かくなり、胸に付いているボタンで温度調整出来る。
「ワークマン」でも今年、このWindCoreヒーターベストに力を入れています。
ワークマンと言えば、作業着が売っているお店というイメージがありますが、最近はアウトドアやスポーツをする女性の間で高コスパだと話題になっています。ワークマンの商品をオシャレに着こなす「ワークマン女子」という言葉が流行するほど人気沸騰中です。ヒーターベストはWindCoreシリーズの冬版です。ご存知の通り夏版はファン(空調)の付いたもので、夏冬のウエアーの電源(バッテリー)は共有出来ます。
ワークマンのWindCoreヒーターベストの価格は9,800円ほどです。
記事画像引用https://tokusengai-com.特選街web《電熱ベストのおすすめ》
ネット通販では手頃な値段の3千~5千円代の商品が売れ筋のようです。現場作業員、ライダー、釣り、キャンプ、スポーツ観戦、登山,など。また、普段着としての着用で、今年の冬を暖かく楽しんでは如何でしょうか。
そして、1ヶ月の電気代がわずか50円ほどで「着るコタツ」とも言われているようですが、バッテリー(電源)無しでは過ごせない時代になりましたね。