『骨肉茶そば』
おはようございます☺️
『骨肉茶そば』
今年の3月に公開された、ラーメンと骨肉茶が繋ぐ家族愛 斎藤工主演の美食映画「家族のレシピ」で話題になった骨肉茶(バクティー)。が今名代富士そばで食べられる。蕎麦だと思って食べると相当な衝撃を受ける「肉骨茶そば」を新メニューとして販売しています。
《富士そば海外班》
シンガポール式の肉骨茶スープを「名代富士そば」流にアレンジしました。
にんにくとコショウがバッチリ効いた豚スープ。にんにくとコショウは日本の方には強すぎるくらいですがローカルテイストの再現の為に大胆な味付けにしました。
※八角やそばつゆは一切、使用していません。
スープは豚肉の成分が主となり、魚介類は一切使用していません。ラーメンのスープがベースになっています。
二日酔いが吹っ飛ぶ!?
私達(富士そば海外班)はシンガポールで二日酔いになってしまった朝はローカルフードコートまで足を運び、二日酔い解消の為にシンガポール式肉骨茶を食べていました。 赤道直下の暑い国でにんにくとコショウが効いた熱々の肉骨茶を食すと、大量の汗と一緒に二日酔いが吹き飛んでしまうんです! 自ずと、私達のルーティーンフードになり、私達に馴染みの食べ物になりました。
個人差はあると思いますが「この感覚を日本にお届けしたい」と思っております。
骨肉茶ソバは一杯590円で肉増しも出来て、倍数の制限はなく、倍数に160円増しですが、さすが器に盛れる程度でしょうね。
●肉骨茶の歴史
マレーシアがまだ、英国の植民地であった頃、中国本土から来た中国人が故郷の料理に習って作り出したのが発祥と言われています。 クアラルンプール郊外のボートクラン港で荷物運びの重労働をしていた彼等が肉骨茶は安くて良い栄養補給源として習慣化して食べる様になりました。 その後、労働者の朝食、スタミナ補給飯として肉骨茶の需要があり、人気が広まったそうです。
低賃金の労働者が牛を解体した後に残った「削ぎ落とし切れなかった肉片がついた骨」を利用したことが「肉骨」名前の由来といわれています。 今では「骨付き肉」が主流となり、シンガポール、マレーシアで人気のローカルフードになっています。 シンガポールでは朝から食べられる手軽なファストフードです。
●シンガポール式 バクテー
肉の出汁が効いたスープは臭みは無く、シンプルに肉とにんにくの旨味とコショウのパンチが食欲を進めます。長時間煮込んだ肉はとても柔らかく、箸でも削ぎとれる位です。 最大の特徴はビリっと感じるコショウです。こってりした料理が多いシンガポールではあっさりした方の味で滋養強壮に効く人気メニューです。
●マレーシア式 バクテー
沢山の薬膳を使うのでスープは褐色でシンガポール式とは色が違います。 コショウはシンガポール式よりも少なく、薬膳の風味が強い味付けです。 薬膳好きには堪らない味です。
記事画像引用https://fujisoba.co.jp/news/entry/entry001466.html