おはようございます😉
『マスク』
黒マスクは海外では一般的に使われているようで、逆に白いマスクは病院内でしか使わないといった声が聞かれました。
かつては黒ばかりだった!?
さらにマスクメーカーなどでつくる日本衛生材料工業連合会に取材すると、日本のマスクの歴史の始まりには「白」ではなく「黒」が主流だったことが分かりました。
もとは炭鉱や工場の防じん対策として使われ始め、汚れが目立たないようにと黒い布のマスクが一般に普及したということです。
一方、医療用の白いマスクは当時漂白などが法律で定められたガーゼが使われたことから単価が高く、普及は病院などに限られていましたが、1918年に日本でも流行したインフルエンザ、スペイン風邪で白いマスクの需要が大きく伸び、普及の起爆剤となりました。
さらに戦後には衛生意識の高まりを背景に学校給食の配膳の際に子どもたちが白いマスクをつけるようになるなど、社会環境の変化とともにマスクの色が黒から白へと変わっていったということです。
マスクは最近ではエチケット習慣としても利用されるなど使用するシーンがどんどん広がってきています。マスク不足から自分で作る様々な色柄なマスクも一般的になりました。装着しても素顔でいられる自分の顔がプリントされたマスクも登場しています。
そして夏になり各メーカーが”冷感マスク”を発売していますね。
ライフスタイルの変化とともに、さらに進化するでしょう。