飯島企画業務日誌

『乾物/干物』2/5

Posted by 

おはようございます😉
AC2F1F22-6CCB-498F-87E9-C89B7D0B24D9-8CBE918B-6ABC-4156-8201-A20DBFF90E51
『乾物/干物』2/5
■干物の賞味期限ってどのくらい?
水分を抜いていて、調理前は固いので日持ちすると考えていらっしゃる方が多いと思います。一般的には、微生物の繁殖の餌となる水分や糖質が多いと腐るのが早いですから、そういった面で干物は日持ちするイメージですよね。夏の暑さは、食材の天敵。足の速い食べ物は、保存方法や賞味期限に気を付けてなければなりません。今回は、干物はどれくらい日持ちするのか?賞味期限の考え方を紹介してきます。
干物といってもイカの干物やアジ、サンマなどいろいろありますが、冷蔵で2週間、冷凍で一カ月ほどとなっています。
意外と短いでしょう?
なぜ冷凍と冷蔵でこんなに違いが出るかというと、冷凍は水分を完全に凍らせることによって微生物の繁殖を防ぎます。微生物が繁殖しづらい環境なので日持ちがしますね!
一方の冷蔵は細菌が繁殖しづらい温度に食材を置くことで、腐敗を遅らせます。鮮度を保てる分、早く食べてしまわなければならないデメリットがあります。とはいえ、徐々に冷凍焼け(油の酸化)が進んでいきますので、永遠に日持ちすることはできません。
冷凍保存をしておく場合、干物を裸にして一枚ずつラップに包んで、それを更にアルミホイルで包んでから冷凍庫に入れると鮮度が保ちやすいです。
■賞味期限と消費期限
賞味期限:簡単に言うと美味しく食べられる期限の事を言います。なのでたとえ賞味期限を過ぎたからと言って食べることができないわけではないのです。賞味期限を過ぎたものは、風味やうま味が劣化してきてしまうので、本来の美味しさを感じることができません。
消費期限:腐敗などの劣化に伴う衛生上の危険が発生するおそれがないと認められている期限のことをいいます。もちろん製造者が検査したうえで定めているものなので、消費期限を1日過ぎて食べたからと言って、必ず食中毒になるわけではありません。
一般的に劣化の比較的穏やかなものには賞味期限を、激しいものには消費期限となっているようです。なので干物には賞味期限は記載されていることが多いです。ただ、賞味期限ぎりぎりの干物よりも、作りたての干物のほうが美味しいので、美味しく頂けるうちに頂いてくださいね!!
記事https://www.takaraya-himono.com/blog/column/5447
PAGETOP