飯島企画業務日誌

『世間のズレ』

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おはようございます😉

 

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『世間のズレ』
先月、対談本「世間とズレちゃうのはしょうがない」を出版した、解剖学者の養老孟司とタレントの伊集院光。対談収録のあとに起きたコロナ禍で、価値観が一変した世の中について、改めて語りあった。
本の中で、伊集院さんからの「先生は、空気を読んだほうがいいか、読まないほうがいいか、どう思われます?」という問いに、養老さんが「人により、時と場合によるでしょうね」と答えていたのが印象的です。
伊集院:養老先生は東大の解剖学の学者だった人で、人生の大先輩。僕の問いに対して、先生は明確な答えを持っているだろうと思っていたんです。でも、先生は探した結果「答えはない」という結論にたどり着いた人。あれこれ聞いているうちに、ついには先生に「君は理屈っぽいね」と言われました(笑)。
――世の中に明確な答えというのは、ないんですね。
伊集院:結果が出た後だと割とわかりますよね。条件が全部そろってますからね。俺らはそれをどうにか事前に知りたくて、しかも人生の先輩、ましてや先生なら知ってるんじゃないか、ってなりがちですね。
高校を中退して学歴をドロップアウトした俺は、「良い学校を卒業して良い会社に入る」という社会の価値観の中心軸からズレていくのが怖かった。でも戦争を経験された養老先生は「世の中の軸の方もズレることがあるから、自分がズレていることに焦ってもしょうがない」と考えるのが新鮮でした。自分が世間とズレていると感じることを恐ろしく感じている人には、頼もしい言葉だと思います。そういう意味では、コロナでわかりやすく社会の軸が変わりましたよね。
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PHP研究所『世間とズレちゃうのはしょうがない』
1,595円(本体価格1,450円)
記事画像https://www.asahi.com/sp/articles/ASNCN65J6NCNUCVL00G.html?ref=mor_mail_topix1 『コロナで世間もズレちゃった 養老孟司と伊集院光が語る 朝日新聞デジタル 2020/11/28 05:00』
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