おはようございます😉
心理学者のLaura Carstensen(ローラ・カーステンセン)さんのがTEDの動画
でお話ししていたOlder people are happier(年を重ねた人ほどより幸せである)について紹介していきます。
引用文献に文献にURLを載せているので、そのページからTEDの動画を見る事ができます。
In the 20th century we added an unprecedented number of years to our lifespans, but is the quality of life as good? Surprisingly, yes! Psychologist Laura Carstensen shows research that demonstrates that as people get older they become happier, more content, and have a more positive outlook on the world.
20世紀に、人類の平均寿命はかつてない伸びを見せました。ですが、人生の質は良くなっているのでしょうか?
驚くべきことに、答えはイエスです。
心理学者のローラ・カーステンセンは、人は年をとるほど、幸せになり、満足し、世界をよりポジティブに見られるというリサーチ結果を紹介します。
このプレゼンでは、高齢者が幸せなこと、なぜそうなのか、そして、高齢者の幸せの秘密の研究を進めれば、他の世代を含めた、人々の人生の質(幸福度)が向上する、と語っています。
20世紀以降、人の寿命はおよそ2倍になった!?
20世紀になって、伸びた寿命は、それ以前に伸びた寿命より長いんです。またたくまに、人の寿命は2倍近くになりました。
少子化が進んでいるので、人口の分布を示すピラミッド型の図は、今や、長方形になろうとしています。
歴史上初めて、先進国に生まれた赤ちゃんのほとんどが寿命を全うできるチャンスがある時代になりました。
平均寿命が伸びたのは文化のおかげです。科学技術が進歩し、生活様式が変わったので、健康で満足できる生活が実現するようになりました。
高齢化のパラドックス(the paradox of aging)
高齢化について調べれば調べるほど、「年をとると、何もかもが下り坂だ」という考え方が間違っていることに気づくのです。
年をとると、知識、専門性、感情面でもすばらしい進歩があります。そうなんです。年をとった人はどの世代の人よりも幸せなのです。
この現象を、社会学者は、「高齢化のパラドックス(the paradox of aging)」と呼んでいます。
老後の生活にはつらいことがいっぱいありますからね。
つらいはずの老後を生きる人がなぜ、幸せなのか?あらゆる仮説をたてました。
●たまたま今、年をとっている人たちが幸せなのではないか?今の若者が年をとったら違うのではないか?
●高齢者は、単に、物事を前向きにとらえようとしているだけではないか?そうでもしなければ、暗いことばかりだ。
ですが、調べれば調べるほど、「高齢者のほうが幸せだ」という説を裏付ける証拠が出てくるのです。
続く、、、、
引用文献
https://minimalist-fudeko.com/older-people-are-happier/ 『年をとるほど幸せになる理由とは?:ローラ・カーステンセン(TED) 筆子ジャーナル シニア目前、60代主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々。2021/1/26 9:00』
画像
https://digitalcast.jp/v/13330/ 『TED日本語 – ローラ・カーステンセン: 年をとるほど幸せになる デジタルキャスト 2021/1/26 09:30』