『D2C』とは?
おはようございます😉
『D2C』とは?
近時、トレンドワードとなっている「D2C」は、消費形態が変化する中で、登場した販売モデルです。
”Direct to Consumer”の略で、自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法を指します。
従来のBtoCなどの一般的な販売形態においては、小売店経由で商品を販売しています。そのため、ブランドはどのような人がどれほどの頻度で商品を購入しているのか把握しづらい状況でした。D2Cの場合は自社で販売チャネルを持つことから、上記のような顧客情報を蓄積でき、顧客に合わせたサービスを提供できます。
広告代理店を挟まずコミュニケーションを行うため、顧客ロイヤリティが高まり、ブランドのファンになってもらいやすい特徴があります。
顧客と直接やり取りを行うことと併せて、D2Cでよく取り上げられるのがLTVです。Lifetime Value、顧客生涯価値と訳されるこの概念は、顧客が、ある企業との関係を持っている間に使った金額の合計を意味します。いわゆるサブスクリプションモデルにとって、利益創出のための最も重要な指標のひとつですが、D2Cにおいても重要視される指標です。
販売・購入を機に関係が切れるのではなく、関係を生み出し、深めていくことでLTVを積み上げていくのがD2Cの特徴だといってよいでしょう。
これまでは、商品が小売店で販売されるまでに中間業者が介在するため、コストがかさみ、高い値段で提供されていました。
しかし、直接顧客に商品を提供するため中間コストがかからず、高品質の商品を既存価格よりも低い値段で提供できます。
これまでの販売形態では商品そのものの”機能”を価値として提供していました。一方で、D2Cブランドは商品の機能に加え、商品の世界観や歴史、それに合わせたライフスタイルを提供しているという特徴があります。引用記事画像https://keywordmap.jp/academy/d2c-direct-to-consumer/ 『D2Cとは? 新時代のビジネスモデルを事例とともに紹介 Keywordmap Academy 2021.6.19 05:00』