令和に誕生した銭湯
おはようございます😉
令和に誕生した銭湯”神水公衆浴場”を紹介します。
「以下引用①」
2020年の夏、熊本県熊本市にある町・神水に、憩いの場が生まれた。構造家の黒岩裕樹さんが自宅を兼ねてつくった「神水公衆浴場」。1階が銭湯、2階には黒岩さんの妻と4人の娘の一家が暮らしている。
令和に誕生した銭湯。その背景には2016年に発生した熊本地震がある。神水の街は大きな被害を受け、黒岩さんが暮らしていたマンションは半壊。解体を免れなかった。「もともと、地元が神水なんです。地震の影響で人が減って、週末の神水の町がひっそりとするのが気になっていました。家を再建するにあたって、何か地元に貢献したいと考えるようになったんです」建築に携わっているため、水が豊富な場所は把握していた。
「せっかくの地下資源を生かさないともったいないと思っていたんです。それに地震の直後、この辺りには温浴施設が2つしかなかったので、すごく混み合ってしまって。今後の災害にも備えて町に銭湯があったほうがいいなと思い、自分がつくろうと決めました」神水公衆浴場の営業は夕方4時からはじまる。週に何度かは黒岩さんも、パソコンを片手に番台に立つ。昨年8月のオープン時には観光客が多かったが、最近では地元の人の割合の方が大きいという。いざという時は、防災拠点になる憩いの場。徐々に町に馴染みつつあるようだ。
しかし、自宅の一部が公衆浴場となることに、家族からの反対はなかったのだろうか?「妻も構造設計の仕事をしていることもあって、反対はありませんでした。子どもは『大きいお風呂に入れる』と、テンションが上がっていましたね。2階の自宅に浴室はないので、営業後に家族みんなでお湯に浸かっています。今のペースで営業を続けて、いつか、番台に立つ娘たちを見たいです」
今まで若い人が銭湯を利用すると言うイメージはあまりなかったのですが、最近はSNSなどを通して
銭湯に行く人をよく見かけるようになりました。そして今回は銭湯の上にお家があるという
新しい発想や今後の災害にも備えて銭湯を作るという思いが素敵だなと感じました。
引用①+写真 引用文献
https://yu-do100.jp/publicbath/56b/ 『神水公衆浴場 2021.9.2 08:00』