『ぼた餅&おはぎ』
おはようございます😉
今日は、たもちとおはぎの違いについて紹介します。
似たような食べ物なので、見分けがつかない方もいらっしゃるのではないかと思います。一体、どの様な違いがあるのでしょうか。
以下引用①
おはぎとぼたもちでは作る季節に違いがあり、別の呼び名もあったのです。おはぎとぼたもちは形状やあんこの種類で呼び方を分けることもできますが、地域による呼び方の違いもあります。ぼたもちとおはぎについて、呼び名や由来にまつわる雑学をまとめました。
「ぼたもちとおはぎは、それぞれ作る季節に違いがあった?」
ぼたもちとおはぎは、それぞれ作る季節に違いがあり、その季節の花の名前に由来しています。ぼたもちは江戸時代に春のお彼岸に食べられていたもの。砂糖は貴重だったため、あんこは塩味で作られていましたが、江戸時代中期になると砂糖の入ったあんこが広まっていきました。
一説には小豆を牡丹の花に見立てたことから、「ぼたんもち」と呼ばれていたのが「ぼたもち」に変わったとも言われています。一方のおはぎは、秋のお彼岸に食べられていました。秋の七草のひとつである萩の花と小豆の形状が似ているため、「おはぎもち」と呼ばれていたのが「おはぎ」に変わったとされています。※1※2さらに、夏や冬に作る場合には別名があります。夏の別名は「夜船(よふね)」です。おはぎを作るときには臼でつくことはせず、米を潰して作られるため、餅をつく時のようなペッタンペッタンといった音が出ません。近隣の住人でもおはぎを“ついた”のがいつか分からないことから、夜は暗くて船がいつ“着いた”か分からない「夜船」になぞらえて呼ばれるようになりました。また、冬は「北窓」とも呼ばれ、北にある窓からは“月”が見えないことによります。搗(つ)くことをしないことから、転じて“月知らず”となったわけです。※3※4
今では季節の区別なく呼ばれることが多いおはぎやぼたもちですが、春夏秋冬で「ぼたもち」、「夜船」、「おはぎ」、「北窓」と分けて呼ぶこともできるのです。
「ぼたもちとおはぎの形状やあんこの種類の違いは?」
ぼたもちとおはぎ、どちらも米を蒸すか、あるいは炊いた後に潰し、それを丸めてあんこで覆うという作り方は同じです。しかし、もともとは形状やあんこの種類も異なるものでした。
ぼたもちは牡丹の花のように大きな丸い形で作られ、おはぎは萩の花のように細長い俵型のような形状で作られていたとされています。外側を覆うあんこもぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんという違いがありました。秋に収穫したばかりの小豆は皮が柔らかく、そのまま皮も潰して食べられるため、秋のおはぎには粒あんが使われていました。しかし、ぼたもちを作る春には皮が固くなってしまっているため、皮を取り除いたこしあんが使われていたのです。※2
現在では、小豆の品種改良や保存技術が発達した結果、季節を問わず、粒あんが作れるようになったため、季節によるあんこの違いがなくなりました。※5
参照元
※1 おはぎとぼたもちについての素朴な疑問を解決!
https://allabout.co.jp/gm/gc/223752/
※2 「おはぎ」と「ぼたもち」、明確な違いは?
https://zexy-kitchen.net/columns/321
※3 おはぎとぼたもちには、夏と冬の呼び名があった!
https://allabout.co.jp/gm/gc/223752/3/
※4 昔は違った!?「おはぎ」と「ぼた餅」の違いとは
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/10/post-640.html
※5 おはぎとぼたもち、大きさや形に違いはある?
https://allabout.co.jp/gm/gc/223752/2/
引用文献①・画像
https://www.kanro.co.jp/sweeten/detail/id=789『ぼたもちとおはぎの違いってご存知ですか? そしてこんな雑学が?Sweeten the future 2021.09.24 05:00』