飯島企画業務日誌

「国家と教養」藤原正彦

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おはようございます☀️
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前著の「国家の品格」に通ずる日本の有り方を示す、時代背景の違いが「教養」の概念を変える。
民主主義の社会の中である程度の「教養」が無ければ動かされてしまう。
皆さんご存知の通り民主的なドイツが「ナチス」を生み出しました。
我が国と朝鮮半島、中国との史実のすり替え、正しい歴史認識は必要です。
現代から時代を遡り沢山のことを説いています。
アメリカの長期戦略「オレンジ計画」成るものを35年後に進行されていて。
現在でもそれが進行されていることで政治、経済はアメリカの思うままであること。
読書と教養の4本柱、人文教養、社会教養、科学教養、大衆文化教養の必要性。
心が全然育って居ない40代 50代 60代 戦後生まれの日本人。
そうなんですね、この時代生まれが衰弱しています、覇気がなく前進的でない(私も含まれますが)流れに流され自分がない。
時代は流れしまうもので致し方無いものですが、流れに「気が付くこと」が重要なのでは?
目の前に提示されたものに「これはどう言う事か?」とそこに隠された真実を見抜こうと「自問自答」する。
すると逆にそれ以降の若者が浮かんで来ます、メディアでは若きスポーツ選手達が頻繁に絶賛されています。
ソーシャルネットワークでの世界でも若き勇者が出ていると聞きました。
スポーツはメディアでは取り上げ易いですが、他の世界でも同じく芯のある若者が多くいること。
其は藤原さん曰く「大衆文化」からなのでしょうか?
それだけ、ではない様です。「ゆとり世代」と呼ばれたバブル経済がはじけた1991年(平成3年)以降に生まれた平成生まれの若者たちの多くは、
日本が明るかった時代や成長していた時代を知らずに育ってきています。
不況、リストラや就職氷河期といった、どちらかというとネガティブな言葉を聞きながら育った彼らは
「大人や国は守ってくれない」「年金はもらえない」「自分の価値を高めて成長しておかなければ大変、自分でなんとかしなければ」という思いが強く、成長意欲は確実にあります。
幼少期からネット社会で育った彼らは、コンピューターを使いこなす能力が高いのです。さらに、前向きにとらえるならば「見つける喜びを知っている」ということにもなるでしょう。彼らの多くはパソコンなどの取扱説明書を読みません。彼らは、触りながら機能を見つけていくのです。また、「興味を持てるものがあると、深く追求できる」という点も、専門性を高めるうえで優れた資質といえます。
これらが、彼らが持っている強みなんです。意外だと思われた方も少なくないと思いますが、これが彼らのやる気スイッチです。「ゆとり世代」を真っ向から否定するのではなく、彼らの良さを活かしながら戦力になってもらえるようにしていくことが大切です。
「飲み会にも参加しない」等と否定されたゆとり世代は上司を信じていないのです。
それより合理的に考え、自分達を磨き合っている。
その中でも、ヤンチャな若者も、教養ある若者も昔と変わらず共存していることには変わり有りませんが、
我々世代が目標に値しない事に、彼らにはどう写って居るのでしょうか?
多分、何も思ってないのでしょう。自分を持った人間は自分を高めるだけです。
我々衰弱してしまった世代は今からでも、少しでも「教養、情緒、形」を育てたいものです。
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