飯島企画業務日誌

『愛と欲望の三国志』箱崎みどり

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おはようございます🌼
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『愛と欲望の三国志』箱崎みどり
ニッポン放送のアナウンサーで気象予報士、東大卒で2児の母親でもある30代の、みどりさんは幼い頃NHKの人形劇「三国志」を見て以来、現在に至るまでこの興味心が絶える事なく愛している「三国志」を語ります。
何故、日本人は「三国志」が好きなのか?
今や、アニメやゲームは多岐に渡る「三国志」ですが、この本では小説がメインとなります。
7割の史実と3割の虚構の物語は、みどりさん曰く「三国志」はラーメンみたいなものと言います。様々なジャンルに分けられる味や調理師(小説家)によるこだわり。
視点の違いによりそれぞれの「三国志」が描かれ、日本の歴史に絡んで行く。
歌舞伎や浄瑠璃で庶民に浸透し、万葉集、太平記にも登場する。江戸っ子は粋なパロディーで浮世絵も流行する。
日中戦争期に三国志ブームがおこり、中国理解のために読まれたといったことと、明治期には忠臣とされた孔明を偉人化し、「日本書紀」に始まって日本の史書や文学の規範となり、大衆文化にまで浸透して日本人の心理形成の一翼を担ってきた。
誰も勝者にならない、滅びの美学は日本人好みの諸行無常の響きが色濃く流れているのでしょうか。
私は余り、興味がなかった三国志
理解しやすい、コミックからでも入ってみようかと思いました。
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