『地雷を踏むな』大人のための危機突破術/田中優介
おはようございます😉
『地雷を踏むな』大人のための危機突破術/田中優介
最近何かと話題になる”記者会見”
やり方を間違えるととんでもない結果を招く事になります。メディアに登場する芸能人、政治家、企業そして、スポーツ会までも。
「また怒らせてしまった」「信用を失った」「苦手意識が抜けない」
人間関係には数多くの地雷があります。現代社会の地雷はやり方を誤れば増殖し、思いもせず動き回る。それを避ける為の相手との距離感、意見や反論の仕方。最悪の事態を避ける為の「良い謝罪」とは。警察、弁護士との正しい接し方などを危機管理のコンサルタントが突破術を指南しています。
企業でも個人でも、全くトラブルを経験したことが無い方は、いないのではないでしょうか。田中氏が蓄積した危機管理に関する知見を個人のレベルで生かすための具体的なノウハウや視点を提示しています。
前半は良好な人間関係のコツやその留意点が、後半は個人・企業側からみた危機管理の重要事項を記してます。
人間関係は「ある」ものではなく「デザインする」もの。
人間関係構築に必要な5つの能力
①開始能力(有効な手土産=情報を)
②デザイン能力(距離感の観察)
③維持能力(ギブアンドテイク、シチュエーション)
④修復能力(止血と傷口の洗浄)
⑤収束能力(そもそも人間関係は常に変化するものだと肝に銘じる)
以下、要注意人物を見分ける
❶言うことに一貫性がない
❷違和感のある言動が多い
❸他者の尊厳を重んじない
❹権利のサイクルを回す(誰のおかげだと…等)
❺向上心を失っている
エリートは根回しを忘れない。
①説得する(急がない)
②断る(のっけから相手の提案を否定しない、感情的にさせない)
③謝る(相手の言いたいことをこちらから言う。最初は言い訳しない、言うのは相手が理由を聞いてきてから)
④叱る(だんだん弱くを心掛ける)
⑤共有する(目的や目標など総論から入る)。
会社で危機管理の立場にいる方は勿論、一般個人でも”知っていれば”役立ち、人間関係を円滑に保てる事でしょう。