飯島企画業務日誌

『自律神経』バランス【2/3】小林弘幸

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おはようございます😉

 

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『自律神経』バランス【2/3】小林弘幸
交感神経と副交感神経のバランスは、1日中、たえず変動しています。大まかに言えば、朝から日中にかけては交感神経が優位に働き、夕方から夜にかけては副交感神経が優位に働きます。ただし、一方が高ければ、一方が低い、という単純な関係にはなく、バランスが崩れると、心身に支障をきたします。

自律神経を計測すると、大きく次の4つのパターンに分かれます。
①交感神経も副交感神経も両方高い
②交感神経が高く、副交感神経が極端に低い
③交感神経が低く、副交感神経が極端に高い
④交感神経も副交感神経も両方低い
ちょっと調子が悪いな、という時は、たいてい②か③のバランスの崩れた状態に陥っています。一方で、最も良いパフォーマンスを出せるのが①、疲れやすく体力もない状態が④です。

ただし、交感神経と副交感神経の差が、少しだったら何ら問題はありません。

例えば、「高パフォーマンス」「仕事ができる」と言われるビジネスパーソンの多くは、交感神経が優位な状態にあります。スポーツ選手も同じです。

一方で、周囲がインフルエンザでバタバタ倒れているというのに、ひとりだけかからずにピンピンしている人がいますよね? こういう免疫力が高い人はたいてい、副交感神経が優位に働いています。

交感神経と副交感神経の割合が1対1で、両方とも高い場合が理想のケースであることに変わりありませんが、1対1.5の範囲に収まっているならば、何の問題もありません。交感神経、副交感神経のそれぞれの良さが出ると考えてください。

健康な人は、このバランスが微妙に変化しながら、1日を過ごします。

朝起きると、交感神経が優位に働き始め、そのことで日中は、心身が活発な活動をするのに適した体内環境となります。夕方以降は、副交感神経が若干優位な状態になりますので、心身が静かに休むのに適した体内環境をかたちづくります。

交感神経をアクセル、副交感神経をブレーキにたとえているのは、そうした理由からです。自動車もそうですが、どちらが大切ということはありません。ブレーキが効くからアクセルを踏めるわけですし、いくらブレーキが優れていても、アクセルがおかしければ前進しません。大切なのは、「高さ=機能の活性度」と「バランス」なのです。

記事https://president.jp/articles/-/33052?page
画像https://www.niwell.or.jp/news/health/000052.html

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