『人新世』アントロポセン
おはようございます😉
『人新世』アントロポセン
ノーベル化学賞受賞者のドイツ人化学者パウル・クルッツェンによって考案された「人類の時代」という意味の新しい時代区分。人類が地球の生態系や気候に大きな影響を及ぼすようになった時代であり、現在である完新世の次の地質時代を表している。■これまでの時代区分との違い
地球上の岩石層に残された生物の化石などをもとに時代を区分する地質時代では、時代の区分は大きなものから「代」と呼ばれ、それが「紀」に分かれ、さらに「世」に分かれる。■われわれ人類の活動は、地球の歴史の中でほんの1万1700年ほど前の「新生代・第四紀・完新世」に始まり、現代まで続いていると言われている。しかし、産業革命以後の約200年間に人類がもたらした森林破壊や気候変動の影響はあまりに大きく、「完新世」はもはや人類中心の「人新世」となっているということだ。
■人新世は、地質学の国際組織「国際地質科学連合」に公式に認められた時代区分ではない。国際的な評価を得るためには、岩石層に刻まれた完新世と人新世との境界線をはっきりと定義する必要があるということで、今日もさまざまな学者が研究を続けている。
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画像https://gamp.ameblo.jp/nojimagurasan/entry-12177448153.html 『日本史の基本8(1-1 更新世と日本)日本史野島博之のグラサン日記』われわれ人類は、悲観論者が危惧するように、戦争や環境破壊、人工知能の逆襲によって近いうちに絶滅するのだろうか。そうなったとしたら、人新世は完新世よりさらに短い地層年代の徒花として未来の地質学者に見出されるだろう。あるいは楽観論者が夢想するように、他種や人工知能とのハイブリッドを経て生命の諸制約から解放され、永続的な繁栄を謳歌することになるのだろうか。そうなったとしたら、地球は次の「代」へと突入し、「知性代」(Sapiezoic)と呼ばれる地層を形成することになるだろう。
友よ、答えは地層が知っているだけさ。
記事https://www.10plus1.jp/monthly/2017/01/issue-09.php 『10+1website人新世(アントロポセン)」における人間とはどのような存在ですか?』