HSPってなに?(2)
おはようございます😉
前回のブログの続き。。。。
HPSは、さまざまなストレスからも体を守ってくれるようです。
どのような働きがあるのか見ていきましょう!
HSPファミリーは、タンパク質の「品質管理役」を担っていることが分かってきました。
イラストをご覧ください。
通常、タンパク質がきちんと働くには、「正しい立体構造」を保つことが重要です。
しかし、紫外線や物理的刺激などの様々なストレスによって、タンパク質はその立体構造が崩壊し、うまく働けなくなってしまいます。そんな時、HSPファミリーはタンパク質を元の構造に戻してくれるのです。
また、どうしても戻せない場合は、他のタンパク質の邪魔をしないように、壊れたタンパク質を壊す手助けもしてくれます。
私たちの体は、どこかの働きが悪くなっても元に戻そうとする力が働きます。
このような働きは、「自己回復力」や「根本力」と表現されることもありますね。
タンパク質の品質管理を行う「HSP」は、人間が本来持つ「根本力」を担うタンパク質だと考えることができます。(1)
タンパク質の品質管理役として働くHSP。
このHSPには、HSP32、HSP47、HSP70など様々な種類があることが知られています。
私たちは、その中でも代表的な「HSP70」に注目して研究を行ってきました。
HSP70は細胞を守る働きが強く、心臓や消化器、肺など、様々な臓器を守ることが報告されていました。(2)
元々、研究では体(臓器)を守る働きが研究で発見されましたが、老化研究所と熊本大学は
肌にも効果があるのではないかと考え共同で研究を進めていったようです。
その結果、年齢を重ねてくるごとに女性が気になるシミやシワに効果があることが分かりました。
引用文献・画像 (1)(2)
『生命の根源力!?HSPの働き第1話 HSP(ヒートショックプロテイン)って何? 老化研究所 再春館製薬所 2021/1/6 9:20』https://www.saishunkan.co.jp/labo/report/hsps/index.html