おはようございます😉
今日は、「オートファジーのメカニズムの発見」で2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
東京工業大学栄誉教授の大隅良典(おおすみ・よし)氏のオートファジーについてブログを書きたいと思います。
オートファジーとは、
日本語ではオートファジー=自食作用です。細胞が自分自身を食べるという意味です。
細胞が不要になった構成要素を自分で分解して再利用する仕組みのこと。
この研究がきっかけで、断食を始めた人も多いのではないでしょうか。
飢餓状態で古いタンパク質を分解・再利用する
飢餓状態の時、細胞内の古くなったり壊れたタンパク質を分解し再利用する働きです。
成人男性は1日に約200gのたんぱく質を合成しているのですが、食事から体内に取り入れるたんぱく質の量は60~80gしかありません。 その差120g~140g分はオートファジーが補っています。
山で遭難した人が何週間も水だけで生きて、生還するのはこの機能のおかげかもしれません。
また、胎児が生まれた時にもオートファジーが働いていることがわかっています。生まれてすぐの赤ちゃんは、お母さんのおっぱいを飲むことが出来ません。 その間、オートファジーが働いて栄養を補います。
オートファジーは1日16時間以上の空腹時間で機能する。
食事時間の理想は、昼10時と夜6時
1日2食でオートファジーを働かせる食事時間は、例として昼10時と夜6時です。睡眠時間を含めて16時間の空腹時間ができます。
お腹が空いたなと思うくらいの食事間隔が調子が良いようです。
オートファジーがうまく働かないとパーキンソン病や2型糖尿病,ある種のがんなどの疾患につながる。こうした生理学的・医学的な重要性が明らかになったのは大隅氏による1990年代の研究があったからだ。(2)
引用・参考文献
https://konbumai.com/fasting/fasting02.html 『断食とオートファジーの関係をわかりやすく説明】2016年のノーベル生理学・医学賞 2021/1/19 15:02 せったい海藻農園』
(2)と画像の引用
https://www.nikkei-science.com/?p=51273 『2016年ノーベル生理学・医学賞:「オートファジーのメカニズムの発見」で東京工業大学の大隅良典教授に 2021/1/19 15:00 日経サイエンス』